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接し方は

うつ病と新型うつの人への接し方は

うつ病と言っても種類によって周囲の接し方は違います。 一般的なうつ病の人への接し方は、本人のペースに合せ、焦らず寄り添う姿勢が基本になりますが、 若い人に多い新型うつ病の場合は、うつ病の人と思考が全く違うため、注意が必要です。 うつ病の人は自分を責めがちで常に落ち込んだ様子ですが、新型うつは真逆で、責任や問題を全て他人のせいにします。そして、仕事など嫌なことがある時だけ、うつ病と同じように心身の倦怠感などに襲われますが、 仕事が終わればすぐ治ってしまいます。 そして、うつ病が不眠になりやすいのに対し、新型うつの場合は逆に寝すぎてしまい、朝起きることができません。 このような様子を見ると、甘えだと厳しく接してしまいがちですが、新型うつの特徴で、他人の言動に過敏に反応し、傷つきやすいので、接し方を誤ると、患者はあなたから逃げ出してしまいます。 嘘でもなんでもなく、本当に辛く感じていますので、体調を気遣い、会社の場合は、産業医や担当医、人事部で対応をよく相談しましょう。

さらに、対応が難しい躁うつについて

次に、浮き沈みの落差が激しく、周囲が混乱しやすいうえ、病としても再発しやすく長く付き合っていかなくてはならない双極性障害、いわゆる躁うつ病の人への接し方です。 躁うつとは、気分が落ち込み、何をする気も起きず、倦怠感があるうつ状態の時と、機嫌が良く、テンションが高く、多弁で行動が大胆になる躁状態が、周期で交互に来る病です。 これは、うつ病から移行するパターンも多く、躁の状態をうつが回復していると勘違いして、行動をほおっておくとトラブルを起こしてしまう危険があります。 また、躁うつ病のうつ状態は軽度の場合もあります。 厄介なのは躁状態の時の対応です。 躁状態の時、機嫌が良さそうで、本人は治ったとすら思っていて、出かけたり何か行動を起こそうとしますが、この時は、できるだけ室内で大人しくしておいてもらうのが安全です。 なぜなら、少しのことでキレて爆発し、暴力や犯罪を犯したり、多額の買い物をして散財するケースが多いからです。 この為、家族の人はクレジットカードや銀行のキャッシュカードは隠し、暴れるようなら、精神科のある病院への入院も考えなくては、本人も周囲の人も非常に危険です。

患者に心がけたい接し方

そして治療の経過において大事なこととして、うつ病に罹っている患者への家族や親しい知人の接し方があげられます。うつ病は、ストレスなどが過剰にかかったために、ふさぎ込んだり自殺願望を起こしたり無気力になるなどといった状況に陥っているものです。個人によりその程度の差は強くありますが、うつ病患者との接し方としては、患者への精神的負担を掛けすぎないようにするという点が重要です。あまり強く頑張れ、大丈夫、といった励ましを掛けることも好ましくありません。患者に寄り添うよう、そして患者の気持ちを大事にする接し方が大事なのです。そして、あくまで時間が掛かることを理解して長い目で見守るという接し方でいることも重要です。一緒に一歩ずつ歩んでいこうという心持ちで、病気を乗り越えていくようにしましょう。